フランツ・ドップラーのフルート作品
By Auguste Alexis Canzi Bibliothèque nationale de France, Public Domain, Link |
楽譜
Airs Valaques, Op.10 (ヴァラキアの歌)
Andante et Rondo, Op.25, (アンダンテとロンド), 2fl
Duettino americain, Op.37 (アメリカ二重奏), fl,vn,pf
Duettino hongrois, Op.36 (ハンガリー二重奏)
Fantaisie pastorale hongroise, Op.26 (ハンガリー田園幻想曲)
Fantaisie sur des motifs hongrois, Op.35 (ハンガリーのモチーフによる幻想曲)
Fantaisie sur un motif de Beethoven, Op.43 (ベートーヴェンの主題による幻想曲)
Fantasie über 'Mutterseelenallein', Op.41 (「孤独な魂」による幻想曲)
Konzert-Paraphrase über ‘Der häusliche Krieg', Op.18 (「家庭戦争」による演奏会用パラフレーズ)
Mazurka de Salon, Op.16 (サロン風マズルカ)
L'Oiseau des bois, Op.21 (森の鳥) fl,pf or fl,4hr
Souvenir de Prague, Op.24 (プラハの想い出), 2fl,pf
Souvenir du Rigi, Op.34 (リギの想い出), fl,hr,pf
Valse di bravura, Op.33 (華やかなワルツ)
経歴
アルバート・フランツ・ドップラー(1821年10月16日-1883年7月27日)は、現在のウクライナのリヴィウにある、当時オーストリア帝国のレンベルグで生まれました。
7歳のときにオーボエ奏者であった父ジョセフ・ドップラーからフルートのレッスンを受け、13歳でデビュー。
同じくフルート奏者であった弟のカールとデュオを結成し、歌やヨーロッパ中をツアーして有名になりました。
また、歌やバレエ音楽でも評判となり、5つのオペラが成功するなど、作曲家としての地位も確立します。
18歳でブダペストのオペラ座の第1フルート奏者と、代役ながら指揮者にもなり、後にウィーン国立歌劇場の首席指揮者も務めました。
1864年から1897年まで、ウィーン音楽院の教授を務めました。