カール・シュターミッツのフルート作品
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楽譜
フルート四重奏曲 イ長調 DTB XVI A3 fl,vn,va,vc
6つの三重奏曲 Op.16, fl,fl or vn, va or vc
経歴
カール・フィリップ・シュターミッツ(1745年5月8日-1801年11月9日)はマンハイム楽派を代表する作曲家の一人です。
高名な音楽家であった彼の父親ヨハン・シュターミッツからヴァイオリンとチェロの手ほどきを受け、17歳でマンハイムの宮廷オーケストラで第2ヴァイオリニストの地位を得ました。
1770年、辞任してからはパリを拠点としてソリストとしてドイツ各地、1775年にはロシアの首都サンクトペテルブルクで活動を行います。
1777年にロンドンで成功を収め、その後もヨーロッパ各地で演奏活動を行いますが思うような地位を獲得できずに終わります。
1779年にはハーグで12歳のベートーヴェンと共演しています。1792年、ワイマールに戻り、1793年には生まれ故郷のマンハイムへ最後の演奏旅行を行いました。
晩年はイエナで過ごし、貧困に陥り生涯を閉じました。彼の死後、借金の返済のために楽譜が競売にかけられ、その多くは紛失してしまいました。
彼は弦楽器で左手のピチカートを指定した最初の作曲家です。