🇹🇼台湾2019

 2019年10月14日から30日まで、チェコフィルでは台湾、日本ツアーを行ないました。

今回は台湾で演奏会を行なったときの様子をお伝えします。


プラハから台湾


14日の夕方にプラハ空港から、韓国経由で台湾に向かいました。

プラハ空港にて
黒と白のミックス
しばしのお別れ

毎回、旅の仕事の時は荷物を出来るだけ少なくするように心がけています。
衣類などは衣装ケースに入れて送り、最低限のものだけ手荷物に詰めています。

今回は当時発売されたばかりの、チャイコフスキー 交響曲全集のCDにマエストロ・ビチコフからサインを書いて貰い、実家のお土産用に持って行きました。

スーツケースはできるだけ軽く。
ワイシャツは衣装ケースに入れ忘れた。

台湾に到着したのは、現地時間で翌15日の18時ごろでした。

空港からバスに乗り、ホテルSherwood Taipei (台北西華飯店)に向かいました。


台湾観光とお土産


翌日は時差ボケや移動の疲れをとるための空き日だったので、台北の街を散策しました。

街の雰囲気は日本の昭和の頃の面影を感じるようで、僕は子供の頃育った群馬の町を思い出しました。

半年前に行った中国ツアーでは、感じられなかった感情です。




懐かしい気持ちになる佇まいが、町の至る所に残っていました。

今回の台湾滞在では、事前にネットで情報を調べて簡単なお土産リストを作っておきました。

早速買い出しへ。

まずは、台湾のパイナップルケーキを買いに。

Sunny Hills (微熱山丘)というお店に行ったら、席に座らされお茶とパイナップルケーキが出てきました。


日本とチェコのお土産用に数箱購入しました。

手頃な価格で、お土産として良い物でした。


台湾の超市


しばらく町を観光し、夜にスーパーへ出かけました。


スーパーの中に入ると、ここは日本かと思うほど日本の製品が売られていました。

スーパーの入り口に
しまむらの看板が。

カレーのルー

お菓子のコーナー

鍋のコーナーにも日本語が。

台湾では、こんなにも日本の製品が売られていることを知りませんでした。

買い物をしていると日本にいるような気持ちになります。

飲み物コーナーだけは、インターナショナルな空気が漂っていました。

中央の緑の缶は
チェコのプルゼニ

チェコの代表的なプルゼニも売られていましたが、同僚たちが買い占めたのか、この後すぐに売り切れになっていました。

スーパーでは、お土産リストに書いておいたガチョウ脂の瓶詰めを購入。

ご飯や麺に乗せて食べると美味しいそうな。

そのほか、あまり見かけたことの無い、味の素のホタテの粉末ダシと烏龍茶のティーバックなど買いました。

特にホタテダシは、今回の台湾で買った物の中で最も良い買い物でした。

日本でも売っているか何度か探しましたが、未だに見つかっていません。

ついでに台湾のパイナップル風味飲料も買いました。

台湾の土産

演奏会


翌日はTaipei National Concert Hall (兩廳院藝文廣場)で演奏会でした。

午前中に会場でリハーサルがあり、夜19時半に開演でした。

会場の外観はとてもアジア的で、本当にここが音楽ホールなのか少し不安になります。

兩廳院藝文廣場の外観

兩廳院藝文廣場

しかし、中はとても立派なホールで音響も素晴らしかったです。

控室も広かったので、演奏プログラム後半の降り番でも練習したり、ゆっくり休むことができました。

兩廳院藝文廣場のホール

舞台から

午前中のリハーサルの後は一旦ホテルに戻り、夜にまた会場に向かいました。

暗くなってライトアップされた兩廳院藝文廣場は、アジア感がより増していました。


この日演奏したプログラムは、スメタナのブルタヴァ(モルダウ)、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲(ソリストは前コンマスのヨゼフ・シュパーチェク)、後半は同じくチャイコフスキー の悲愴でした。

台湾のお客さんはとても熱心に演奏に耳を傾けてくださり、ツアー最初の演奏会は温かい拍手で幕を下ろしました。


翌日は、名古屋に向かいました。



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