🇨🇿カルロヴィ・ヴァリ2021夏その1




2021年7月初旬、チェコの西部にあるカルロヴィ・ヴァリに旅行しました。
カルロヴィ・ヴァリはドイツ国境の近くに位置し、古くから温泉地として有名です。
バッハ、ベートーヴェン、ショパン、パガニーニなど、有名な音楽家もカルロヴィ・ヴァリを訪れています。

今回は、ヨーロッパの温泉地の様子を写真でお伝えします。

カルロヴィ・ヴァリの街並み


プラハからバスに乗り、およそ2時間ほどでカルロヴィ・ヴァリに到着します。

電車に乗ると3時間かかり料金も高いので、もしプラハからカルロヴィ・ヴァリに行く際にはバスがおすすめです。

バス停に到着し街の中心に向かって歩くと、観光地として整備された美しい街並みをみることが出来ます。

↑この日付は毎日植え替えられます。ちなみにチェコで日付の順番は、日. 月. 年です。

↑チェコでよく目にする、三角形のオブジェも町中に。

↓アイスクリームの露天販売も

例年に比べると観光客は少ないかもしれませんが、町中ではドイツ語や英語を喋っている観光客らしい方が多かったです。


温泉水を飲む

カルロヴィ・ヴァリの街中には温泉が湧き出ており、飲むことが出来ます。

専用のカップがあちこちで売られており、持ち手のところがストローのようになっています。

熱い温泉水をカップにくみ、持ち手のストローで吸って飲みます。


形も色もよりどりみどり、大小様々なカップが売られています。小さいものは300円ほど、普通のサイズは千円、大きなものや装飾が派手なものはもっと高価になります。

中にはこのような形のものまで↓

コロナーダ

温泉水が湧き出ているコロナーダと、名物ベヘロフカのお店が町のあちこちにあります。

↑上の写真は、ベヘロフカのお店と、白い建物がコロナーダです。

カルロヴィ・ヴァリのコロナーダでは温泉が湧き出ており、誰でも無料で自由に飲むことが出来ます。

地元の人が、空のペットボトルに沢山汲んでゆく姿も見かけました。

↑これは駅に近いところにある温泉。味は硫黄の味がして不味く、飲み込むことが出来ませんでした。

特に印象的だったのが、温泉水も汲みたてが一番美味しいということです。冷めた温泉水はあまり美味しくはありませんでした。

↑この蛇口はムリーンスカー・コロナーダの前にあるヴァーツラフIIというもの。

シューシュー音をたてながら湧き出ていました。

こちらの蛇口では、地元の人が大量の空のペットボトルに温泉水を汲んでいました。


↑これは、カレルIVという名のついた飲泉蛇口。
この温泉水も、地元の人が大量のペットボトルで汲んでいました。
少し塩気を感じましたが、美味しい温泉水でした。


ヴジーデルニー・コロナーダ

カルロヴィ・ヴァリの町の中心には、ヴジーデルニー・コロナーダと呼ばれる建物があります。

↑ヴジーデルニー・コロナーダの外観。川にも熱い温泉水が流れ込んでおり、湯気と硫黄の匂いが立ち込めています。
ヴジーデルニー・コロナーダの前には、噴水のように吹き上がる温泉水が。
↑ヴジーデルニー・コロナーダの前の、橋の様子。川の中から温泉水が噴水のように吹き上がっています。

↑ヴジーデルニー・コロナーダの中の蛇口。
約72度の温泉水が湧き出ており、コーヒーマシンのように二手に分かれた蛇口から汲むことができます。
熱いのでやけどに注意!

ヴジーデルニー・コロナーダの温泉水は、塩気と鉄分の味が強かったです。

温泉水で建った宮殿

カルロヴィ・ヴァリで最も美しいムリーンスカー・コロナーダは、温泉水によって建てられたといっても過言ではありません。
宮殿のような柱の回廊は、カルロヴィ・ヴァリの見どころの一つです。

↑ムリーンスカー・コロナーダの前の像。

ムリーンスカー・コロナーダ前の蛇口。このヴァーツラフIIが、一番美味しい温泉水でした。




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