🇨🇿カルロヴィ・ヴァリ2021夏その2

前回の続きです。

今回の記事では、カルロヴィ・ヴァリの有名なホテル・パップ(Pupp)に泊まった感想や、日本庭園の様子などを、写真とともにお伝えします。

 

ホテル・パップ(Pupp)

カルロヴィ・ヴァリにある最も有名な5つ星のホテル・パップに宿泊しました。
この古くからあるホテルには、バッハをはじめとした有名な音楽家が滞在したそうです。
↑ホテルの外観。真ん中の木の生えているカフェの周りに、有名人の名前と泊まった年が書かれた金属プレートが、石畳に埋め込まれています。
J.S. バッハ、1718年
ベートーヴェン、1812年

パガニーニ、1828年
ワーグナー、1835年
ショパン、同じく1835年
ドヴォルジャーク、1879年

ブラームス、1896年
R.シュトラウス、1926年

音楽家以外にも、錚々たる有名人の名前を発見できるので、このホテルを訪れた際にはぜひ見てください。
ちなみにホテル・パップはハリウッド映画「007カジノ・ロワイヤル」のロケ地としても使われたそうです。
残念ながらカジノは休業中で、中を見ることは出来ませんでした。

パップは老舗ホテルとして大変サービスに優れており、次回カルロヴィ・ヴァリを訪れた際にもまた宿泊したいと思いました。
カルロヴィ・ヴァリはガラス細工も有名で、ホテルの装飾品には美しいガラス装飾が。

↑朝食のはちみつ。蜂の巣ごと置かれていた。

朝食にはシャンパンも。朝から大変優雅な気分になってしまいました。

ホテルにはプールやサウナがあり、毎晩泳いだりサウナに入って疲れを取れました。
ホテルの有料のサービスでは、マッサージや、アーユルヴェーダ、専用の風呂や歯医者まであるそうです。

カルロヴィ・ヴァリの日本庭園とベートーヴェン像

カルロヴィ・ヴァリは、日本の群馬・草津市と姉妹都市であるため、市内に日本庭園があるので訪れてみました。
↑カルロヴィ・ヴァリの姉妹都市一覧。

日本庭園の灯籠には、草津町寄贈の文字が!
こんなところで私の地元、群馬県にゆかりのあるものに出会うとは思いませんでした。

↑カルロヴィ・ヴァリの日本庭園。。。あれ、思っていたよりも随分小さい。

近くにはベートーヴェン像があり、日本庭園は完全に迫力で負けていました。
いや、私にはジャパンのスピリットが理解できていないだけかもしれません。

↑ベートーヴェン像
運命を見つめながら歩くその姿の迫力!

脇には、Die Musik soll dem Manne Feuer aus der Seele Schlagen.の文字が!

森の中で、ゲーテも白目をむいています。

第九の歌詞でおなじみ、シラーの記念碑も。


ベートーヴェン像、日本庭園のそばにあったコロナーダの温泉水は、今回のカルロヴィ・ヴァリ滞在中に飲んだ中でも一番まずい温泉水でした。

山に登り、町を眺め

日本庭園から山に登り、塔の上からカルロヴィ・ヴァリの町を眺めることが出来ます。

↑塔の上から眺めた光景。
人がいなかったため、塔の階段をスムーズに登れましたが、すれ違うのはなかなか困難な幅でした。

↑山道の様子。クマが出ないか少し心配になり、温泉水を入れる陶器のカップを叩いて音を出しながら登りました。

杞憂に終わり、無事山を降りてきてホッとしたところ猫が現れました。
今回のカルロヴィ・ヴァリ滞在で、最も癒やされた瞬間でした。
ニャルロビ・ゴロリ

終わりに


次回訪れるときには、ガラス工房や、ベヘロフカ・ミュージアムの見学などできればと思い、帰路につきました。


それでは、また次回の旅日記で。


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