毒キノコの夕べ

森の中を散歩していました。

すれ違うチェコ人たちは犬の散歩をしながら、道端に生えているキノコを立ち止まっては摘んで入れ、また少し歩いて立ち止まり、キノコを摘んでいます。

秋の真っ只中、キノコ狩りのシーズンが到来しています。

チェコでは子供の時からキノコの知識を教え込まれるので、食べて良いキノコを見分けられる人が多いのだとか。

そんな知識のない僕は指をくわえながら、道端に生えているキノコを眺めるだけです。


食べても美味しいキノコですが、眺めてもなかなか楽しいです。

特に毒キノコは独特の見た目をしているものもあり、そういったものを見つけると何だか嬉しくなってしまいました。

昨日の散歩で見つけた毒キノコの写真をご覧いただこうと思います。

ベニテングダケ

いかにも毒キノコらしい赤い見た目をしています。

ベニテングダケのようです。

頑張って毒抜きすれば食べられる(しかもなかなか美味しい)らしいですが、勇気はありません。


ササクレヒトヨタケ

禍々しい見た目をしております。

おそらくササクレヒトヨタケというキノコです。

ササクレヒトヨタケは見た目の禍々しさとは裏腹に、食べられるそうです(あくまでも私が調べた限りなので注意)。

道端にマユのようなキノコが生えていましたが、成長するとこうなるらしいです。

ウィキペディアには、「キノコ狩りの初心者がまず覚えるキノコ」と書かれていましたが、一発で覚えられました。


見た目が普通のキノコ

切り株の上に生えていました。

こういったなんの特徴も無い普通の見た目のキノコが、実は一番危険だったりします。

見分けの難しいキノコ

見分け方が難しかったり、美味しそうな見た目からついつい油断してしまいます。

道端の切り株に生えていましたが、キノコ狩りの人には見向きもしていませんでした。

みなさんも気をつけてください。



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