🇨🇳南京その2 (市内観光)

南京のタピオカ店

 前回の記事では、プラハから南京のホテルに到着した時の様子を書いたので、今回は演奏会やリハーサルの合間に観光した南京市内の様子について。

ホテルに到着し、お昼を食べに町に繰り出した。

オリンピックセンター周辺

南京オリンピック会場の近くの町並み

ホテルの部屋からは、南京のオリンピック会場が見えた


事前に見たネットの情報では、南京で日本人が暴行を受けたと書いあったので、少しこわごわと町を歩いた。

お店に入り食べ物を注文するが言葉が通じないのでグーグル翻訳と、いくつか知っている中国語の単語と、あとは笑顔や身振りで意思疎通を図る。

中国滞在中に感じたけれど、中国で出会った人たちは暖かみのある人たちが多かったし、親切な人が多かった。それから皆いつも電話している。

この店も親切な店員のおばさんで、言葉が通じなくても嫌な顔もせずに対応してくれた。

お粥のようなものと餃子を注文したが、とても美味しかった。

お茶や漬物などはセルフサービスだった。

中国で最初に食べた粥と餃子
なかなか美味であった

中国ではVPNを使わないとインターネットが使えず、グーグルマップなどに行った場所を記録できなかったので、正確な店名は忘れてしまった。

この広場のどこかに、今もあると思う。


繁華街と夫子廟

次の日は地下鉄に乗って市内へ繰り出し、南京の観光地を巡った。


観光地街の様子

南京夫子廟

南京の孔子像と夫子廟

編鐘

ちなみにこの編鐘は、アジアの音楽史を学ぶ上でとても重要である。

ここでは詳細は書かないが、いつか中国の音階について書いてみたい。
興味のある方は、Jing Fang(京房)六十律あたりを見てみると面白いかもしれない。


玄武湖公園


南京では6日感の滞在中に2回演奏会があり、その合間に玄武湖公園へ行った。

玄武湖公園

蓮の花は咲いていなかった

少し人工感が漂う公園だったが、先進的でコンクリートの建物ばかりに囲まれている南京にいると、自然のありがたさをつくづくと感じた。
玄武湖を1周歩き、良い運動になった。

中国のあちこちで、日本語の『の』を見つけた

帰ろうとしたら土砂降りになったので、近くのデパートに避難した。

デパートの中をウロウロしていたら、すき家を見つけたので早速牛丼を注文。
ヨーロッパに住んでいると、日本の食べ物の美味しさに驚く。

南京のすき家のオクラ牛丼

暗くなってからオリンピックセンターのホテル近くの駅に戻ってくると、高層マンション群が明るく輝いていた。

中国のギラギラとした町並みからはとてつもないエネルギーを感じるが、まだどこか洗練されていない印象も受ける。

あと10年もしたら、もっと落ち着いて洗練された中国の姿を目にすることになるのだろう。


次回は、南京の音楽ホールの様子について。



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