🇨🇳福州

 武漢から福州へ飛行機で移動し、空港からはバスで福州富力威斯汀酒店というホテルに到着。

福州の町並みはネオンでギラギラと輝いていて、それまで滞在していた武漢とは全く違う雰囲気であった。

 
ホテルからの眺め

中国でも地域によって経済的に格差が感じられ、福州はその名の通り、豊かな街だという印象だ。

河坊街


翌日の午前中から観光に出かけた。
河坊街(He Fang Jie)という、古い町並みを再現した観光地に向かった。

ホテルから河坊街に向かう途中、前時代の姿のままの建物が所々に残っていた。

タクシーから見た福州の町並み

河坊街に到着し、目に入ってきた風景を見てどことなく懐かしい気持ちになる。なんだろう、この感じ。

この風景、僕が学生時代を過ごした京都にどことなく似ているような気がした。

もしかしたら京都を真似して作ったのかもしれない、と思ってしまうほど。

河坊街の町並み

道の両脇にはレストランやカフェ、土産物屋が軒を連ねている。

門をくぐったところに楽器屋があり、中国の伝統的な笛や、ニ胡のような弦楽器、さらにはウクレレやギターなど売っていた。


通りをさらに奥へ進んでいくと、スターバックスがあった。

福州のスターバックス

スターだから星という漢字が使われているのだろう。

ちなみに中国語でベートーベンは贝多芬、バッハは巴赫、モーツァルトは莫扎特と書くらしい。

チェコは捷克である。

木には美しい傘が飾られていた

さらに奥まで行くと、マクドナルドもあった。
麦当劳と表記するらしい。
福州のマクドナルド”麦当劳”

魚丸


ウロウロとお土産を見ているうちに、お昼になった。
永和魚丸という店を目指した。
ここで注文。
英語が通じた。

福州名物だそうで、魚のツミレを饅頭のように包んだもの。
名前がわからなかったので、魚丸(ウオマル)と勝手に呼んでいた。
蒸したものと、スープに入っているもの2種類を注文したが、値段も安くとても美味しかった。
福州に行く機会があれば、絶対にウオマルをまた食べたいと思う。

演奏会


観光を満喫したのでホテルに戻って少し休憩し、夜からは演奏会だった。

演奏会場となったThe Fuzhou Strait Culture and Art Centreというホールは、2018年にできたばかりの新しいホールで、シドニーのオペラハウスと同じキャパシティらしい。

ジャスミンの花をモチーフにしたという美しい建物の景観と、音響にこだわりを感じられるホールであった。

捷克と書いてある

リハーサルには地元の音楽学校の生徒が聴きに来ていた。

ステージから

ステージと客席には広いスペースがあった

この会場でも、演奏会中に携帯電話を操作しているいるマナーの悪い観客に向けて、天井からレーザーポインターで注意していた。

演奏後のお客さんの拍手には、熱がこもっていた。

ネオンの町並みと、魚丸が美味しかったことが強烈に印象に残っている福州滞在であった。

次回は杭州での様子をお伝えする。


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